純文学の賞として有名な芥川賞を受賞した作家は、作品がどのくらい国語教科書に採用されているのでしょうか。
平成期に芥川賞を受賞した作家の教科書素材をまとめました。
小川洋子(1990年受賞者)
小川洋子は、平成2年(1990年)に「妊娠カレンダー」で芥川賞を受賞した作家です。

教科書に登場した作品とその年を以下に掲載します。
・百科事典少女(2016年)
・缶入りドロップ(2012年)
また、ご自身の読書体験を基にして、中学生に読書への関心を持ってもらう目的の書き下ろし文を執筆しています。
・生涯の友と出会う(2021年)
・なぜ物語が必要なのか(2021年)
辻仁成(1996年受賞者)
辻仁成は、平成8年(1996年)に「海峡の光」で芥川賞を受賞した作家です。
教科書に登場した作品とその年を以下に掲載します。
・そこに僕はいた(1997年)
・はしくれ(2006年)
・新聞少年の歌(2002年)
堀江敏幸(2000年受賞者)
堀江敏幸は、平成12年(2000年)に「熊の敷石」で芥川賞を受賞した作家です。

教科書に登場した作品とその年を以下に掲載します。
・二つのアザミ(2016年)
・黄色い部屋の謎(2016年)
又吉直樹(2015年受賞者)
又吉直樹は、平成27年(2015年)に「火花」で芥川賞を受賞した作家です。
ご自身の読書体験を基にして、中学生に読書への関心を持ってもらう目的の書き下ろし文を執筆しています。
・本を読むことのおもしろさ(2021年)