ロシアパン (高橋正亮) | 国語教科書の素材辞典

ロシアパン (高橋正亮)

ロシアパン は 高橋正亮 によって書かれた児童文学 です。

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ロシアパン の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品ロシアパンろしあぱん
作者高橋正亮たかはしせいりょう
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)私の家の裏の空き地に、ロシア人の家族が家を建て移り住んできた。父が言うには、自分の国に住めなくなったということだ。ロシア人家族は毎日パンを焼き、父子が町を見渡せる丘の上の役所や会社の方で売って歩いていた。初めは近寄らなかった町の人も、そのうちロシアパンを買い求めるようになり、私たちもロシア人たちと仲良くなる。しかし、日本が満州で戦争を始め、そのうちロシアパンはスパイだとうわさがたつ。私は、そんなはずはないと腹を立てたが、大人も子供もうわさを信じてロシアパンは売れなくなる。そしてとうとう、ロシア人たちは町から離れることになる。住むところもなく、遠い国々をさまよって歩く姿がかわいそうに思えた。旅立ちの日、わたしの家族は笑顔でロシア人家族と別れのあいさつをかわす。
(333文字)

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筆者の主張(考え)
主な登場人物わたし、ロシア人の父、男の子、私の父母、祖母
結末(末尾)・結論ロシア人の家が取り壊され、小さな空き地が残った。今もパンを買うたびロシア人の家族を思い出す。子供のころ食べたロシアパンのほうが、今のパンよりおいしかった気がする。
文章種別児童文学
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

ロシアパン は 1992 年の小学六年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
小学六年生1992~20141980~2002

ロシアパン の本文の確認・学習の方法

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