遠く、でっかい世界 (椎名誠) | 国語教科書の素材辞典

遠く、でっかい世界 (椎名誠)

遠く、でっかい世界 は 椎名誠 によって書かれた随筆 です。

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遠く、でっかい世界 の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品遠く、でっかい世界とおくでっかいせかい
作者椎名誠
椎名誠の教科書作品一覧
しいなまこと
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)モンゴルの草原で映画の撮影をしていたとき、毎日スケールの大きな地平線ばかり眺めていた。日本では地平線を見た記憶はないが、モンゴルにはない大きな水平線がある。モンゴルに負けない大きな視野の世界を持っているのだ。自分が子どもの頃は海沿いに住んでいたので、水平線を見て海の向こうへ思いをはせていたものだ。日本人は日常的に、水平線のかなたや山の向こう、川の上の方や流れていく先を見ていたように思う。ところが近頃はそれらを、かつてほどは見ていないのではないか。その理由の一つは、見てもつまらないのだ。人工的なもので埋め尽くされ、汚れ、傷ついているからだ。また、大人が遠くを見なければ、子どもだって見なくなる。ある夏、一生のうちに何度見られるかわからない入道雲を目にした。ところが、周囲にいる大人も子どももそんなものは見ていない。遠く、でっかい世界を、気持ちの宝物を、日本人はだれも見なくなってしまったのだろうか。
(401文字)

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筆者の主張(考え)
主な登場人物
結末(末尾)・結論
文章種別随筆
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

遠く、でっかい世界 は 1997 年の中学二年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
中学二年生1997~20011983~1987

遠く、でっかい世界 の本文の確認・学習の方法

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