幸福 (安岡章太郎) | 国語教科書の素材辞典

幸福 (安岡章太郎)

幸福 は 安岡章太郎 によって書かれた小説 です。

タイトルや作者で検索

幸福 の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品幸福こうふく
作者安岡章太郎
安岡章太郎の教科書作品一覧
やすおかしょうたろう
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)僕は母のお使いで、駅に切符を買いに行く。窓口で切符代金として五円紙幣を出すと、ぶっきらぼうな駅員がそれを十円紙幣と勘違いしてお釣を多めに返してくる。僕はずるい気持ちで急ぎ駅を離れ、浮いた五円の使い道を空想しながら帰路につく。しかし、途中駅で自分より年下に見える駅員が働く姿を見て、さっきの窓口の駅員が苦労している身の上を勝手に空想してしまう。そこで駅に引き返し、多かったお釣を返すと、駅員は思いがけず笑顔で僕に礼をいい、僕は良いことをした喜びに満足する。家に帰り母にこのことを伝えると、渡した紙幣は十円札だと指摘され、もう一度駅にお釣を取りに行く羽目になる。あのころの変な空想癖は今日まで続いていて、これが自分のとりえだと思っている。そして、今でも彼の笑顔は忘れられない。あの笑顔を見た幸福は五円では買えないと自分を慰めてみる。
(364文字)

ChatGPTでもっと簡単にまとめられます。

(3~10秒後にボタンの下に赤文字で表示されます)

筆者の主張(考え)
主な登場人物
結末(末尾)・結論
文章種別小説
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

幸福 は 1978 年の中学二年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
中学二年生1978~1992
2012~2015
1964~1978
1998~2001

幸福 の本文の確認・学習の方法

調査中です。