無名の人 (司馬遼太郎) | 国語教科書の素材辞典

無名の人 (司馬遼太郎)

無名の人 は 司馬遼太郎 によって書かれた随筆ずいひつ です。

タイトルや作者で検索

無名の人 の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品無名の人むめいのひと
作者司馬遼太郎
司馬遼太郎の教科書作品一覧
しばりょうたろう
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)資料で歴史上の人物を調べていると、そこに書かれた別の人物が気になることがあり、しかも後に別の資料調査でも思いがけず遭遇し、素性が徐々にわかることがある。所郁太郎はそのような一人で、歴史の舞台に出たのは幕末の一度きり、長州藩で井上聞多、後の井上馨が刺客に襲われ瀕死となった際、手術を行い命を救った人物だ。この井上聞多の遭難を調べて以降、彼のことが気になっていたが、別の機会に大阪の蘭学医を調べているとき、所の名前を発見した。そしてさまざなな情報を総合すると、医学を修めるべく蘭学医の元で勉強したが、やがて幕末の時勢に対する自らの志を抑えがたくなり志士となった、とわかってきた。しかし彼は、井上聞多の命を救った後ほどなくして、歴史に大した功績を残すことなく若くして病死してしまう。しかし彼の医学の師・緒方洪庵は、人を救うために医者は生きていると常々説いており、所も一人の人間を死の寸前から救ったことだけで短い人生に意義があったと思っているのではないか。
(424文字)

ChatGPTでもっと簡単にまとめられます。

(3~10秒後にボタンの下に赤文字で表示されます)

筆者の主張(考え)
主な登場人物
結末(末尾)・結論
文章種別随筆ずいひつ
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

無名の人 は 1972 年の中学二年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
中学二年生1972~19921958~1978
中学三年生2012~20201997~2005

無名の人 の本文の確認・学習の方法

調査中です。