むさぼり|中二 (辻邦生) | 国語教科書の素材辞典

むさぼり|中二 (辻邦生)

むさぼり は 辻邦生 によって書かれた小説 です。中学二年生の教科書に採用されています。

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むさぼり の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品むさぼりむさぼり
作者辻邦生つじくにお
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)ある冬の夜、モンテフェルトロ公は夜とぎの廷臣たちの話の輪に加わり、自身が若いころに野がもの恩返しを受けた話を語った。彼が十歳ごろ、矢で射られた野がもを助け、傷が治るまで手当てしたことがある。その十年後、敵の刺客がモンテフェルトロ公を宴席で暗殺すべく画策していた。当日、宴席に出発する彼は城の前で不思議な若い女性に会い、すぐ魅入られて彼女と食事をし、宴席を休んで命が助かった。暗殺事件が伝わった時には、彼女の姿はなく、あとに野がもの羽根が残されていたという。廷臣が彼の美徳を称えると、否定してまた別の話を語った。ある戦いで敵から兵糧攻めにあい、彼は残る食料を兵隊に分けて、自身は何も食べなかったという。実は、夜になると自分の部屋に豪華な食事がどこからともなく現れていた。彼は食事に誰も呼ばず、自分だけ満腹になるまでむさぼり食べていた。他人からはそう見えなかったが、むさぼる、これが彼自身の本当の姿だった、と語ったのだった。
(410文字)

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筆者の主張(考え)
主な登場人物モンテフェルトロ公、廷臣
結末(末尾)・結論モンテフェルトロ公が去ると、廷臣の心の中には豪華な食事も野がもの恩返しだろうかと疑問が浮かんでいたが、皆黙りこくっていた。
文章種別小説
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

むさぼり は 1993 年の中学一年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
中学一年生1993~19961980~1983
中学二年生2021~現行
掲載中≫三省堂の中二教科書
2007~現行

むさぼり の本文の確認・学習の方法

電子ブック、スマホで読む方法

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テスト対策の方法

むさぼり のテスト対策や、プリント・ワークブック宿題対策のサイトを紹介します。

以下のサイトは50音順に並んでいます。

文章 / 動画リンク
教科書の解説動画 岡崎健太のOK塾
テスト過去問文章 monDaiStock
練習問題文章 ゆみねこの教科書
※リンク先は当サイトと無関係です