夏の葬列|中二 (山川方夫) | 国語教科書の素材辞典

夏の葬列|中二 (山川方夫)

夏の葬列 は 山川方夫 によって書かれた小説 です。中学二年生の教科書に採用されています。

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夏の葬列 の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品夏の葬列なつのそうれつ
作者山川方夫やまかわまさお
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)彼は、戦争中に学童疎開していた町に久しぶりに来た。芋畑の向こうに葬列を見た瞬間、当時起きた出来事の苦い思い出がよみがえる。疎開中、彼は二歳上で同じく疎開児童のヒロ子と仲が良かった。ある日、芋畑の向こうに葬列を見た二人は追い付こうと走るが、畑を横切った彼は艦載機の爆撃を受ける。芋畑に隠れていったんやり過ごした彼を助けようとヒロ子が近づくが、彼は爆撃の目印になりたくない一心でヒロ子を突き飛ばし、彼女は戻ってきた艦載機に撃たれてしまう。ヒロ子は太ももを撃たれて意識不明となり、彼はその後を知らなかった。今、葬列の遺影を見て棺の中が成長したヒロ子だと直感したとき、自分に彼女の死の責任がなかったと確信した。しかし聞くと、故人はヒロ子の母で、戦争中に一人娘が撃たれ死んだため気がちがってしまったと知る。彼は自分の犯した過去に向き合いたくなくてこの町を避けていたのに、自分の身を軽くしたくて来てみたら皮肉にも、二人の死の重荷を背負うことになったのである。
(423文字)

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筆者の主張(考え)
主な登場人物彼、ヒロ子
結末(末尾)・結論彼は駅のほうへ歩き始めた。夏の幾つかの瞬間を今後も一つの痛みとして甦らすだろう、もう逃げ場はないとわかって、足取りは確実なものになっていた。
文章種別小説
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

夏の葬列 は 1978 年の中学三年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
中学二年生1990~現行
掲載中≫教育出版の中二教科書
1976~現行
中学三年生1978~19891963~1974

夏の葬列 の本文の確認・学習の方法

電子ブック、スマホで読む方法

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テスト対策の方法

夏の葬列 のテスト対策や、プリント・ワークブック宿題対策のサイトを紹介します。

以下のサイトは50音順に並んでいます。

文章 / 動画リンク
教科書の解説動画 岡崎健太のOK塾
テスト過去問文章 monDaiStock
練習問題文章 ゆみねこの教科書
※リンク先は当サイトと無関係です