ぬすびと面 (吉橋通夫) | 国語教科書の素材辞典

ぬすびと面 (吉橋通夫)

ぬすびと面 は 吉橋通夫 によって書かれた児童文学 です。

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ぬすびと面 の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品ぬすびと面ぬすびとづら
作者吉橋通夫よしはりみちお
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)面打ち師の文吉の家にある夜ぬすっとが押し入り、赤ん坊を文吉に押し付け、大切に育てるよう脅した。しかし文吉は、ぬすっとの顔が製作が難航していたぬすびと面の表情にぴったりだと思い、表情をすべて盗み取るように逆ににらみつけるが、ぬすっとは逃げていった。文吉とおふじの間に子供はなく、赤ん坊は文吉夫婦が育てることになった。そして文吉は、ぬすっとの顔を思い出しながらぬすびと面を彫っていき、良い出来の作品に仕上がった。やがて、ぬすびと面がお披露目される狂言が始まる日がやってくる。この日は、奉行所の牢にいる囚人も外の光が当たる場所まで出てよい日で、文吉は例のぬすっとがいるのではと思い訪れると、確かにそのぬすっとは捕まっていた。牢屋の役人にぬすっとの罪を聞くと、その伝蔵というぬすっとは、間引きされそうな赤ん坊を助け育てられそうな家に押し付けて回ったという。
(374文字)

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筆者の主張(考え)
主な登場人物文吉、おふじ、ぬすっと(伝蔵)
結末(末尾)・結論伝蔵の恐ろしい顔が相手を脅すためではなく、間引きというこの世の許せないことを怒りを込めてにらみつけていると気づいた文吉は、あの「ぬすびと面」をもう一度彫り直そうと思った。
文章種別児童文学
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

ぬすびと面 は 1997 年の中学一年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
中学一年生1997~20201984~2007

ぬすびと面 の本文の確認・学習の方法

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