沖縄の手記から|高校 (田宮虎彦) | 国語教科書の素材辞典

沖縄の手記から|高校 (田宮虎彦)

沖縄の手記から は 田宮虎彦 によって書かれた小説 です。高等学校(文学国語、言語文化)の教科書に採用されています。

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沖縄の手記から の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品沖縄の手記からおきなわのしゅきから
作者田宮虎彦たみやとらひこ
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)軍医の私は、南への撤退でたどり着いた沖縄方面根拠地隊の壕で、負傷者の世話をする民間人の娘(当間キヨ)に出会う。彼女は戦禍から逃げて壕にたどり着いたが、部隊が負傷者を見棄てて撤退した際、この地に残ったという。キヨは私が行う負傷者への処置を手際よくサポートする。しかし、更に南への撤退指令は時間の問題だった。私はキヨに、看護しても負傷者の回復見込みはなく、自分の部隊と一緒に南へ撤退し生き残る可能性は捨てないよう告げるが、キヨは慶良間諸島の家族が皆砲撃で死んだ中自分だけ生き残る意味はないと嗚咽する。それでも私は、後にもう一度キヨに南へ撤退するよう説得し、一旦は受け入れられる。そして撤退の時となり、桑原整備兵が出発を告げる中、キヨは水を求める負傷者を世話した後、やはり負傷者と共に残ると決める。
(346文字)

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筆者の主張(考え)
主な登場人物私、娘(看護婦、当間キヨ)、桑原整備兵
結末(末尾)・結論八月下旬、私は米軍の追撃をかいくぐり再度あの壕にたどり着き、キヨの姿を探す。しかし、壕の中で火炎放射を耐える姿でキヨは亡くなっていた。キヨがしたのと同じ嗚咽が私の胸に込み上げる。
文章種別小説
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

沖縄の手記から は 1981 年の中学二年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
中学二年生1981~19861967~1972
高等学校2003~現行

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テスト対策の方法

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文章 / 動画リンク
教科書の解説動画 岡崎健太のOK塾
※リンク先は当サイトと無関係です