白い風船 (遠藤周作) | 国語教科書の素材辞典

白い風船 (遠藤周作)

白い風船 は 遠藤周作 によって書かれた小説 です。

タイトルや作者で検索

白い風船 の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品白い風船しろいふうせん
作者遠藤周作
遠藤周作の教科書作品一覧
えんどうしゅうさく
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)凡太はテレビを見るのが大好きだ。彼が二年生のころ、忍術の連続ドラマに夢中になる。更に、忍者たちの仲間になり修行をしたいと本気で思い込む。忍者に会いたいと、家から見える、忍者が修行をしていそうな遠くの山に向かって歩く。そしてとうとう、途中の丘の中腹にある白い建物に忍者の恰好をした人たちを見つけたのに、帰って親に話したが信じてもらえない。しかも父親は、それが丘に建つ修道院とそこの修道女であると気づいていた。四年生の時は、テレビ映画の「宇宙からの侵略者」を欠かさず見る。この映画に影響され、家の手伝いをして天体望遠鏡を買ってもらう。ある二月の夕方、凡太が天体望遠鏡で遠くの丘を見ていると、今まさに空飛ぶ円ばんが舞い降りるのを目撃する。凡太は自分が宇宙人の侵入を目撃した人間になったと思った。放課後、その丘まで探検してみると、作業用のヘルメットをかぶった男の姿が見え、宇宙人が人間に化けていると思い込む。
(400文字)

ChatGPTでもっと簡単にまとめられます。

(3~10秒後にボタンの下に赤文字で表示されます)

筆者の主張(考え)
主な登場人物凡太
結末(末尾)・結論やがてその丘にはたくさんの家が建ち始めた。六年になった凡太は、空飛ぶ円盤や忍者たちを見ることもなくなった。凡太自身も、昔の自分は不思議だったと思うのだ。ある日曜日、久しぶりに望遠鏡をのぞくと、丘のほうで丸い白いものが空に飛んでいくのが見える。単に、白い風船が空に向けて飛んで行っているだけだった。
文章種別小説
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

白い風船 は 1971 年の小学六年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
小学六年生1971~19911959~1979

白い風船 の本文の確認・学習の方法

調査中です。