勇気の花がひらくとき ―やなせたかしとアンパンマンの物語― (梯久美子) | 国語教科書の素材辞典

勇気の花がひらくとき ―やなせたかしとアンパンマンの物語― (梯久美子)

勇気の花がひらくとき ―やなせたかしとアンパンマンの物語― は 梯久美子 によって書かれた小説 です。

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勇気の花がひらくとき ―やなせたかしとアンパンマンの物語― の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品勇気の花がひらくとき ―やなせたかしとアンパンマンの物語―ゆうきのはながひらくとき
作者梯久美子かけはしくみこ
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)やなせたかしは東京で生まれたが、5歳の時に父親が病死し、二つ下の弟・千尋とともに高知に住むおじ夫婦に引き取られる。実の父母を恋しがりさびしい気持ちで日々を送るが、絵を描いているときだけは何もかも忘れられた。そしていつしかまんが家を志すようになり、18歳には上京して学校で絵を学んで卒業後はデザイナーとして働いた。しかし、一年後には徴兵され中国大陸に送られ、戦場では飢えの苦しみを味わう。終戦後に高知に戻ると弟が戦死したと知らされ、自分一人が生き残る意味や、正義のあり方を考え続ける。戦後の混乱の中、高知で廃品回収の仕事をしていたある日、道ばたでおにぎりを分け合う幼い兄弟を目にする。そして、おなかがすいている人に食べ物をわけてあげることこそ本当の正義だと確信する。その後、まんが家になるため再度上京し、なかなか売れるまんがが出ない中、54歳のときにアンパンマンの絵本を出版した。主人公のアンパンマンは、ヒーローなのに困った人に自分の顔を食べさせて助けるため、大人から評判が悪かった。しかしたかしは、正義を貫き人を助ける時には自分が傷つく覚悟も必要だ、との信念を守り抜き、とうとうアンパンマンは子供たちの人気者となる。その後、アンパンマンを描き続けて90歳を超えたたかしは、東日本大震災の避難所で子供たちがアンパンマンのマーチを合唱していると知り、引退を考えていた気持ちを奮い起こして、復興をテーマにしたアンパンマンの映画を作る。そして震災から二年半後、94歳でこの世を去った。
(638文字)

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筆者の主張(考え)
主な登場人物
結末(末尾)・結論
文章種別小説
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

勇気の花がひらくとき ―やなせたかしとアンパンマンの物語― は 2020 年の小学五年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
小学五年生2020~20232009~2012

勇気の花がひらくとき ―やなせたかしとアンパンマンの物語― の本文の確認・学習の方法

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