半日村 (斎藤隆介) | 国語教科書の素材辞典

半日村 (斎藤隆介)

半日村 は 斎藤隆介 によって書かれた児童文学 です。

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半日村 の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品半日村はんにちむら
作者斎藤隆介さいとうりゅうすけ
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)半日しか日があたらない寒い村があった。なぜなら、後ろに高い山があって、昼頃にならないとお日様が顔を出せないからだ。日が差すと村は目が覚める。でもすぐに夕方がきて、湖から寒い風が吹いてくる。なので稲は育ちが悪く、コメが他の村の半分しか取れないので、半日村の人々は元気がない。その半日村に一平という子どもがいた。一平は自分ひとりで袋をかついで山に登り、山のてっぺんの土を袋に詰めて降りてきて、その土を湖にあけ始めた。山を湖に埋めようというのだ。その姿を笑っていた他の子どもたちも、毎日毎日それを続ける一平の作業が面白そうに見え、手伝い始める。それを見ていた大人たちも初めは笑っていたが、そのうちもっと良い道具を貸してくれたり、自分も手伝い始めたりした。そして村中の大人たちが仕事の合間に山に登り始める。何年も何年もたち、一平や子供たちは大人になったが、あいかわらず山にのぼった。一平の子どもたちも山にのぼった。
(403文字)

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筆者の主張(考え)
主な登場人物一平
結末(末尾)・結論ある朝、半日村でにわとりが鳴くと同時に、たんぼに朝日が差した。村人はうちの前に飛び出して、いっぱい朝日を浴びて笑う。高い山は低くなったのだ。それから半日村は一日村と呼ばれるようになった
文章種別児童文学
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

半日村 は 1977 年の小学二年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
小学二年生1977~1985
1989~1991
1969~1977
1981~1983

半日村 の本文の確認・学習の方法

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