春は夜汽車の窓から (三浦哲郎) | 国語教科書の素材辞典

春は夜汽車の窓から (三浦哲郎)

春は夜汽車の窓から は 三浦哲郎 によって書かれた小説 です。

タイトルや作者で検索

春は夜汽車の窓から の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品春は夜汽車の窓からはるはよぎしゃのまどから
作者三浦哲郎みうらてつろう
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)春休みが近づき、岩手への帰郷が迫ってきた。帰郷の前に、次女は決まって特急の窓が開かないことに不満を漏らす。というのは、次女は乗り物酔いがひどく、彼女なりに原因を探った結果、酸素が足りなくなるのだという。それで、窓のあく電車やバス、タクシーの乗り物酔いは克服したが、飛行機と特急列車はそうはいかない。ある日、次女と一緒に理髪店へ出かけた折、彼女は窓が開く電車で岩手まで行く方法がないかと聞いてきた。それで私は、次女が憧れている普通列車の旅のことを考える。昔は夜行普通列車で岩手と上野を行き来していたものだ。いつかの春、どこかの駅で乗り込んできて前に座った母親が、窓を開けてホームの子どもたちと別れを惜しむ姿を見た。汽車が走り出し、見送りの子供たちの姿が見えなくなると、彼女は窓を閉め窓ガラスに額を押し付けすすり泣きを始めたのだった。今でも思い出される。今年の春は、次女と一緒に窓の空く夜行列車を乗り継いで帰ろうか。
(406文字)

ChatGPTでもっと簡単にまとめられます。

(3~10秒後にボタンの下に赤文字で表示されます)

筆者の主張(考え)
主な登場人物
結末(末尾)・結論
文章種別小説
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

春は夜汽車の窓から は 1975 年の中学一年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
中学一年生1975~19861962~1973
高等学校2003~2006

春は夜汽車の窓から の本文の確認・学習の方法

調査中です。