暴力はどこからきたか|高校 (山極寿一) | 国語教科書の素材辞典

暴力はどこからきたか|高校 (山極寿一)

暴力はどこからきたか は 山極寿一 によって書かれた説明文 です。高等学校(論理国語、現代文B)の教科書に採用されています。

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暴力はどこからきたか の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品暴力はどこからきたかぼうりょくはどこからきたか
作者山極寿一
山極寿一の教科書作品一覧
やまぎわじゅいち
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し) 野生のチンパンジーは自らの利益と欲望に駆られて戦うが、死を賭して戦うことはない。しかし人間は、負けるとわかっていても家族や共同体の一員として示すべきふさわしい行動として戦うことが必要だ。こうした人間の社会性と心理を為政者が操り、国家や民族集団に奉仕するように戦争へ駆り立てているのだ。
 人類に苛烈な戦争が起こるようになった理由は、言語の出現、土地の所有、そして祖先をも含むようになった共同体規模の拡大だと考える。そして現代はボーダレスな世界に突入し、従来の明確な境界のある共同体は崩壊した。しかし暴力はむしろ増加しているのだ。明確な形がない宗教や思想を元にした集団が起こり、人々を戦いに巻き込んでいく。
 この悪循環を止めるため、人間の持つ能力をもっと活用すべきだ。霊長類から進化した人間は分かち合う社会を作った。これは権力者を生み出さない共同体だ。もう一度この共同体から出発し、上からではなく下から組み上げる社会をつくるべきだ。
(425文字)

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筆者の主張(考え)
主な登場人物
結末(末尾)・結論
文章種別説明文
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

暴力はどこからきたか は 2014 年の高等学校 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
高等学校2014~現行

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