一塁手の生還 (赤瀬川隼) | 国語教科書の素材辞典

一塁手の生還 (赤瀬川隼)

一塁手の生還 は 赤瀬川隼 によって書かれた小説 です。

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一塁手の生還 の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品一塁手の生還いちるいしゅのせいかん
作者赤瀬川隼あかせがわしゅん
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)春、戦死したと思っていた一範兄さんが、9年ぶりに家に帰ってくる。翌日一範兄さんは、野球部時代に使っていたファーストミットが家にないことに気づく。母親が母校の中学校に寄贈したことを伝えるやりとりの中で、僕は一範兄さんが兄弟とよくやっていたキャッチボールをある時急にやめたことを思い出していた。その時突然、一範兄さんはキャッチボールをやろうと僕を誘う。しかし二人でひとしきりキャッチボールをした後、兄さんは寝込んでしまった。医者の見立てでは進行した肺結核で絶対安静だという。新学期に入り、母校の中学校で他校と野球の試合が行われた。このとき一範兄さんは病の床を抜け出して試合を訪れ、自分のミットを使う一塁手が送球をしっかり受けるのを見ていた。しばらく後、兄は症状が進み死ぬ。
(334文字)

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筆者の主張(考え)
主な登場人物僕(典生)、一範兄さん、母親
結末(末尾)・結論野球部に新しいファーストミットが届いたのと引き換えに、僕は兄のミットを受け取りにいく。その際、母校で長く働く老人から、兄が野球部時代に夏の地方大会で決勝まで進み、しかし一塁手の兄の捕球ミスで負けたことを聞く。
文章種別小説
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

一塁手の生還 は 1993 年の中学二年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
中学二年生1993~19961979~1982
中学三年生1993~20051978~1990

一塁手の生還 の本文の確認・学習の方法

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