風切るつばさ|小六 (木村裕一) | 国語教科書の素材辞典

風切るつばさ|小六 (木村裕一)

風切るつばさ は 木村裕一 によって書かれた児童文学 です。小学六年生の教科書に採用されています。

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風切るつばさ の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品風切るつばさかぜきるつばさ
作者木村裕一きむらゆういち
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)若いアネハヅルの群れがキツネに襲われ、群れの面々は逃げ出すが、一羽の仲間が命を失った。誰の胸にも渦巻く後悔の気持ちは、やがてその時に羽ばたき音を上げたクルルを責める方向に向かう。クルルは体の弱いカララにえさをとってあげていただけだったが、しかし仲間に対して言い返せなかった。その時からクルルには、群れの中に見方がいなくなった。そしてクルルは、言い返せなかった自分、仲間とうまくやれない自分を責める。ある朝、クルルは飛べなくなっていた。おりしも冬が迫ってきて、アネハヅルは暖かい地方へ渡っていく時期だった。ここで飛べないと死ぬしかないが、クルルはもう諦めていた。白い雪が舞い始めたころ、クルルの元にカララが飛んできた。日に日に寒さが増してくる中、カララは無言でクルルの隣にいて、クルルにはカララの覚悟が感じらるようになった。
(361文字)

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筆者の主張(考え)
主な登場人物クルル、カララ
結末(末尾)・結論きつねがカララを襲う。助けようと、クルルはカララを突き飛ばし、それを合図にカララは飛び立つ。すると、クルルの体も空に舞い上がっていた。飛べるようになったクルルの、風を切るつばさの音が体いっぱいに響き渡る。二羽のアネハヅルは南に向かった。
文章種別児童文学
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

風切るつばさ は 2005 年の小学六年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
小学六年生2005~現行
掲載中≫東京書籍の小六教科書
1993~現行

風切るつばさ の本文の確認・学習の方法

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