消しゴムころりん (岡田淳) | 国語教科書の素材辞典

消しゴムころりん (岡田淳)

消しゴムころりん は 岡田淳 によって書かれた児童文学 です。

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消しゴムころりん の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品消しゴムころりんけしごむころりん
作者岡田淳おかだじゅん
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)作文を書きあげ時間を持て余したさおりが、消しゴムを転がして遊んでいると、机から落ちて床板の穴に吸い込まれる。しかも、その場面を隣のゆきひろが見ていたはずだが、知らんぷりをしている態度をさおりは気に入らない。さおりが困っていると、床板からやもりが顔を出す。さおりは心の中で、消しゴムを拾ってくれるよう頼んでみる。するとやもりは、はじめに白い消しゴムを拾ってきて、次にさおりの汚れた消しゴムを拾ってきた。やもりから自分の消しゴムを受け取ると、白い消しゴムもあげると手振りで伝えているので受け取る。どうやら、白い消しゴムは間違えたところを消せるようだ。このやりとりを、またしてもゆきひろが見ていたが、彼は見ていないふりをする。さおりはむっとし、原稿用紙の端に”今の見てたでしょ”と走り書きしてゆきひろに見せるも、ゆきひろは否定する。仕方がないので白い消しゴムで消すと、”今の見てた”だけが消えずに残る。今度は自分の消しゴムで消したら消えた。さおりはゆきひろの態度が不満で、原稿用紙の端にこっそり”そんなゆきひろはすきじゃない”と書いて白い消しゴムで消すと、”そんなゆきひろはすき”だけ残る。他の言葉でも試すと、どうやら間違ったことは消えるが、本当のことは消えないようだ...
(534文字)

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筆者の主張(考え)
主な登場人物さおり、ゆきひろ
結末(末尾)・結論小さく”ゆきひろはわたしのことをきらいです”と書いて白い消しゴムで消すと、”きらい”だけ消える。さゆりはほおが熱くなるのを感じ、消したところに”すき”と書き入れると今度はどの文字も消えなかった。慌てて自分の消しゴムで消す。休み時間になり、ゆきひろに白い消しゴムを渡すと、彼はやもりがくれたと口にして自分でも驚いてしまう。あわててゆきひろが白い消しゴムを返そうとし、誤って消しゴムはまた穴に落ちてしまう。さおりとゆきひろは笑いあう。
文章種別児童文学
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

消しゴムころりん は 2002 年の小学三年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
小学三年生2002~20141993~2005

消しゴムころりん の本文の確認・学習の方法

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