枕草子｜中二　高校 (清少納言) | 国語教科書の素材辞典

枕草子｜中二　高校 (清少納言)

随筆・随想

まくらのそうしせいしょうなごん春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこりあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。

夏は夜。月のころはさらなり。やみもなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。

秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入りはてて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。

冬はつとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。ー

2024.05.02 2024.03.21

枕草子は清少納言によって書かれた随筆ずいひつです。中学二年生、高等学校（文学国語、言語文化）の教科書に採用されています。

目次

枕草子の概要
枕草子の本文の確認・学習の方法
1. 電子ブック、スマホで読む方法
2. テスト対策の方法

タイトルや作者で検索

枕草子の概要

作者、翻訳者

項目	データ	よみがな
作品	枕草子	まくらのそうし
作者	清少納言	せいしょうなごん
訳者	ー

あらすじ、結末

項目	データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)	春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこりあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。夏は夜。月のころはさらなり。やみもなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入りはてて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。冬はつとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。（366文字） ChatGPTでもっと簡単にまとめられます。（3～10秒後にボタンの下に赤文字で表示されます）
筆者の主張(考え)
主な登場人物	ー
結末(末尾)・結論	ー
文章種別	随筆ずいひつ
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから？何年生？

枕草子は 1946 年の中学三年生の教科書から採用されました。

学年	掲載年度	生まれ年換算





小学六年生	2011～2019	1999～2007
中学一年生	2002～2011	1989～1998
中学二年生	1959～1965 1972～現行掲載中≫東京書籍の中二教科書掲載中≫東京書籍の中二教科書掲載中≫光村図書出版の中二教科書	1945～1951 1958～現行
中学三年生	1946～2020	1931～2005
高等学校	1950～1964 1982～現行

枕草子の本文の確認・学習の方法

電子ブック、スマホで読む方法

枕草子をネット経由で読む方法を紹介します。

		リンク	所要時間
全文	無料	Kindle	10分以内

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テスト対策の方法

枕草子のテスト対策や、プリント・ワークブック宿題対策のサイトを紹介します。

以下のサイトは50音順に並んでいます。

	文章 / 動画	リンク
教科書の解説	動画	岡崎健太のOK塾
テスト過去問	文章	monDaiStock
練習問題	文章	ゆみねこの教科書

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