兄やん は 笹山久三 によって書かれた小説 です。
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兄やん の概要
作者、翻訳者
項目 | データ | よみがな |
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作品 | 兄やん | あいやん |
作者 | 笹山久三 | ささやまきゅうぞう |
訳者 | ー | |
あらすじ、結末
項目 | データ |
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あらすじ(要約)・冒頭(書き出し) | サチは兄やんに連れられ初めて、近所の子供たちとともに山にイタドリ採りにきていた。リーダーの兄やんは皆に、イタドリ採りは協力しあって行い全部集めてから各家庭ごとに分けあって持ち帰る、伝統の約束事を告げる。サチは自分が初めて採ったイタドリを持ち帰って母に自慢したかったが、兄やんの言う通りに従った。皆が山中に散らばり採っている中、たまったイタドリを兄やんが一旦集合場所に置きに行っている間にサチは偶然、遠くにいた二つ上のテツオが大きなイタドリを帰り道の草むらに隠す姿を目撃する。戻ってきた兄やんもテツオの行動を目にするが、サチに見なかったことにするよう命じる。それは、これが知れるとテツオがのけ者になり山に来られなくなると心配したためだ。その後昼ご飯で皆が集合した時、テツオはやはり隠したイタドリを持ってこなかった。サチは兄やんの悲しみを思うと我慢できず、テツオを呼び出して自分と兄やんはイタドリを隠した姿を見たと告げ、帰るまでに何とかするよう涙を浮かべて詰め寄る。そして夕方、帰るため皆が集合したとき、テツオは隠したイタドリを持って戻ってきた。兄やんはテツオに近寄りイタドリの大きさを褒める。その目には分からないほどの涙がにじむ。その後、山分けしたイタドリを選ぶ順位を決めるじゃんけんで、兄やんは一番になり、ためらいなくテツオの採った大きなイタドリが混ざる束をとった。そして、そのイタドリをテツオに渡して大きくないイタドリと取り替える。また、シュンの束にあったサチが初めてとった小さいイタドリと、自分の束の大きいイタドリを取り替える。このように皆を大事に思って行動する兄やんに、サチは改めて尊敬の念を抱く。 (702文字) ChatGPTでもっと簡単にまとめられます。
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筆者の主張(考え) | |
主な登場人物 | サチ、兄やん、テツオ、シュン、ケンチン |
結末(末尾)・結論 | サチは今日の出来事を思い出しながら山を下りる。「うったごえがー・・・、」誰かが歌を歌いだし、誰ともなくそれに続く。耳をすませばやまびこも歌っていた。 |
文章種別 | 小説 |
感想(例) | |
教科書に掲載されたのはいつから?何年生?
兄やん は 2002 年の中学二年生 の教科書から採用されました。
学年 | 掲載年度 | 生まれ年換算 |
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中学一年生 | 2006~2020 | 1993~2007 |
中学二年生 | 2002~2005 | 1988~1991 |
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