野ばら (小川未明) | 国語教科書の素材辞典

野ばら (小川未明)

野ばら は 小川未明 によって書かれた児童文学 です。

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野ばら の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品野ばらのばら
作者小川未明おがわみめい
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)大きな国と少し小さな国が隣あっていた。両国の関係は良好で平和だった。都から遠い国境には、国境を定めた石碑を守るため、大きい国から老人の兵士が、小さい国から青年の兵士が派遣されていた。二人はやがて仲良くなった。国境には一株の野ばらが茂っていた。やがて両国の間で戦争が始まり、老人は自分を殺して手柄とするよう青年に言うが、青年は申し出を断り、そこから遠い戦地へ赴いてしまう。老人は毎日青年の身の上を案じて過ごした。ある日老人は、通りかかった旅人から小さい国が負けて兵士は皆殺しになったと聞かされる。あの青年も死んだかもしれない、と思いながら、石碑でうとうとしてしまう。すると大勢の人が来る気配がして、見ると一列の軍隊がやってきて、馬に乗ったあの青年が先頭で率いている。そして、老人の前を通るときに青年は野ばらをかいだ。老人は何か言おうとして目が覚めた。
(375文字)

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筆者の主張(考え)
主な登場人物老人、青年
結末(末尾)・結論老人は青年の死を確信し、国境の守りをする仕事をやめて家族の元へ帰った。
文章種別児童文学
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

野ばら は 1959 年の小学六年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
小学五年生1977~19791966~1968
小学六年生1959~1976
1986~1991
1947~1964
1974~1979

野ばら の本文の確認・学習の方法

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