卵 (長野まゆみ) | 国語教科書の素材辞典

卵 (長野まゆみ)

卵 は 長野まゆみ によって書かれた小説 です。

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卵 の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品たまご
作者長野まゆみながのまゆみ
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)紺野先生が、入り江を作る細長い岬に立つ学校に赴任する。先生の受け持つ生徒の一人に、岬から目と鼻の先にある小島に住む少年がいた。彼は、祖父が操舵する渡し舟で海を渡り学校へ通うため、海が荒れると船が出せず休んでいた。折しも学校では、人工ふ化器でチャボの卵を孵そうとしている。この少年も他の生徒と同様、ひな鳥が孵る瞬間を楽しみにしていた。しかし今日には卵が孵るかという日、海は波が高く、少年は学校を休まざるを得ない。その日、卵にひびが入る様子を見守っていた紺野先生は、少年から無線連絡が入ったので卵のそばに無線機をおいて、そのまま他の生徒を呼びに行く。そして戻ると、すでに卵の殻にひな鳥が小さな穴を開けていた。孵化の瞬間に立ち会ったのは、無線機でその音を聞いていた少年だけだった。
(337文字)

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筆者の主張(考え)
主な登場人物紺野先生、少年、祖父
結末(末尾)・結論翌日、今野先生は無線機の少年にひなが孵った後の殻を手渡す。彼はいとおしげに手のひらに載せている。
文章種別小説
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

卵 は 1997 年の中学二年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
中学二年生1997~20051983~1991

卵 の本文の確認・学習の方法

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