手紙 (宮本輝) | 国語教科書の素材辞典

手紙 (宮本輝)

手紙 は 宮本輝 によって書かれた小説 です。

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手紙 の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品手紙てがみ
作者宮本輝
宮本輝の教科書作品一覧
みやもとてる
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)タケオは、一緒に住むおじいちゃんが自分の長時間のテレビや食べ物の好き嫌いなどに口うるさく、苦手に感じていた。夏休みに入ってそろそろ一か月という頃、タケオは母に頼まれておじいちゃんの部屋にすいかを持っていく。すると、部屋で手紙を眺めながら泣く姿に出くわした。おじいちゃんはタケオの存在に気づき、タケオをそばに呼び、手紙のこと、そして戦争のことについて話しはじめた。その日は終戦記念日だった。
おじいちゃんは第二次世界大戦中、兵隊として中国南部にいた。そこで戦闘で大けがをし、日本に送り返されることになったが、その時に友達が両親への手紙を託した。その手紙は、戦争の空しさ、平和の尊さ、戦争での食料事情の悪さを述べ、両親への別れを告げるものだった。おじいちゃんが日本に戻り、病院で療養している間に戦争は終わった。戦後、友達は中国南部で戦死し、その両親は広島の原爆で亡くなったと知る。手紙は渡すことができなかったが、戦争が多くの人を不幸にすることを忘れないため大切にしまっておいた。
(440文字)

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筆者の主張(考え)
主な登場人物タケオ、おじいちゃん
結末(末尾)・結論おじいちゃんは、友達から託された手紙をタケオに託す。タケオは、ずっとおじいちゃんのそばにいたいなと思っていた。
文章種別小説
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

手紙 は 1996 年の小学五年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
小学五年生1996~20101985~1999

手紙 の本文の確認・学習の方法

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