「まあまあ」にみる日本人の心 (森本哲郎) | 国語教科書の素材辞典

「まあまあ」にみる日本人の心 (森本哲郎)

「まあまあ」にみる日本人の心 は 森本哲郎 によって書かれた説明文 です。

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「まあまあ」にみる日本人の心 の概要

作者、翻訳者

項目データよみがな
作品「まあまあ」にみる日本人の心まあまあにみるにほんじんのこころ
作者森本哲郎もりもとてつろう
訳者

あらすじ、結末

項目データ
あらすじ(要約)・冒頭(書き出し)日本語の「まあまあ」は厳密に意味を決められない独特の表現だ。特に程度を表すときは、日本人の間で暗黙のうちに了解されている「程度」を知らないと正確な情報は伝わらない。日本は島国で、この中で敵と争っても周りが海なので逃げ出せない。そこで太古より日本人は、何らかの形で相手と妥協する道を探ってきた。そのため「和」を重視し、自然の運行のようにすべてがうまくいくのを期待した楽観的な民族といえる。それは同時に、決して自分の思うようにはいかないのだという悲観的な前提の上に成り立っている。ゆえに、期待を少なくすることで裏切られる苦痛を小さくするという、日本人の基本的な精神構造が作られた。これを言い当てるのが「まあまあ」というあいまいな言葉で、自分が実際以下に抑制した期待の「程度」をそのまま表しているのだ。そして、一定の満足を得るのである。
(365文字)

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筆者の主張(考え)
主な登場人物
結末(末尾)・結論
文章種別説明文
感想(例)

教科書に掲載されたのはいつから?何年生?

「まあまあ」にみる日本人の心 は 1997 年の中学三年生 の教科書から採用されました。

学年掲載年度生まれ年換算
中学三年生1997~20011982~1986

「まあまあ」にみる日本人の心 の本文の確認・学習の方法

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